一級品近代の作です。以前、譲渡会で頂いてきました。といっても、タダではありませんよ。譲って頂きました。ちょっと面白いなと思いましたもので。何が面白いかって。私のショップの少し下の方に「ブーケ散らしと昆虫」の小さなポットが二つばかり出ておりますが、このポットと構図は殆ど同じでございますね。それらのポットは、花絵付けと昆虫の絵付けとがマッチしております。当然と云えば当然です。かの、高名なFFフラワーの作品に描かれる蛾は花絵と同じテイストで味付けされますし、マルコリーニの時代の作品に出て来る蝶や虫達も、いかにもマルコリーニの昆虫として表現されます。所が・・・。これは旧画法の昆虫？確かにそう思って見れば、多少色味が暗いかなぁ。でも、殆ど、あのボタン剣の小さなポットの昆虫さん達と同じです。色も、デザインも。形をちょっと変えるとかさ。せめて、もっとこっくりとした紫や紺や臙脂やマスタードで虫を描けばいいのにね。それをしないのが、何とも面白い！（えっ？私だけ？）配置は距離を取ってはおりますが、「旧画法」と「普通の昆虫」を一つの品に同居させているというのは、大変興味深いと云わざるを得ません。もしかして、手抜き？そもそも、旧画法で描かれた昆虫というのは、存在するんでしょうか？？くだらない話を長々とすみません。状態は、上々です。（このページで、ここんとこだけ、重要）ご検討頂けましたら幸いです。（御参考）縦　　約 23.5 cm横　　約 14.0 cm高さ　約 16.0 cm容量　約１リットル