コレクション 【708】香川景樹(1768―1843「竹花」江戸時代の和歌の大家 真筆 上手の古い表具

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商品情報 【708】香川景樹(1768―1843「竹花」江戸時代の和歌の大家 真筆 上手の古い表具

【サイズ】:表具が縦 112cm、横 47cm 本紙が縦 20.5cm、横 17cm
【本紙】:紙本。料紙。
【 箱 】:箱無し。
【状態】:美品。

【香川景樹(かがわかげき)】
(1768―1843)。江戸後期の歌人。号桂園(けいえん)。
鳥取藩軽輩荒井小三次の次男に生まれ、銀之助といったが、7歳で父に死別し、伯父奥村定賢の養子となって奥村純徳と改めた。
年少のころから学問を好み、清水貞固(さだかた)に和歌を学んだ。26歳で和歌修業のため京都に上り、
荒井玄蔵の変名で按摩(あんま)をしながら刻苦勉励し、29歳で二条派地下(じげ)の宗匠香川梅月堂景柄(かげもと)の養子となり、
香川式部景樹といった。
このころ小沢蘆庵(ろあん)の「ただこと歌」に啓発されて、古今伝授を伝統的権威とする二条派和歌に反発し、
37歳で梅月堂を離縁となり、独立して桂園派の一派をたてた。景樹の主張の一つは中世的伝統歌学の否定であり、
他の一つは復古主義歌学の否定である。賀茂真淵(かもまぶち)の『新学(にいまなび)』に対して『新学考』(1815年に
『新学異見』として出版)を書いて、真淵の『万葉集』尊重と古代精神復活の主張を批判し、
『古今集』を尊重しながらも「今の世の歌は今の世の詞(ことば)にして今の世の調(しらべ)にあるべし」と「調の説」
をたてて和歌の現代性を強調し、近世歌論に新しい展開を示し、熊谷直好(くまがいなおよし)、
木下幸文(たかふみ)をはじめとして概数1000人の門人たちは全国に桂園派の新歌風を拡大した。


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